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日本プライマリ・ケア連合学会秋季セミナー

9月22日(日)、9月23日(月)と大阪で開催された日本プライマリケア連合学会の秋季セミナーに参加してきました。
「ティール組織」のセミナーでは、組織の目指すもの、いわゆる組織の目的に向かって、医師・スタッフメンバーが共に協力して自立型の組織を目指すためのスキルを学びました。

日本プライマリケア連合学会秋季セミナー1
そこには、命令・指示はなく、ただあるのは、「患者様・利用者様が本当に求めるものとはは何か?」「スタッフやスタッフの家族の幸せとは何か?」「社会が求めるものとは何か?」という、まさしく梶の木会の理念「三方良し」を目指す組織の姿でした。
参加した医師・看護師・薬剤師が、それぞれの職種の立場や職場で、どうしたら「ティール組織」を目指すことができるのか、様々なワークを通して学びました。

日本プライマリケア連合学会秋季セミナー3日本プライマリケア連合学会秋季セミナー2

特に、今回のファシリテーターの訪問看護師の方が自ら運営されている組織の実例からは、学ぶべきところがとても多かったです。
また、「アンガーマネジメント講習会」のセミナーでは、講師の先生の多くの実例や経験から、自分の物のみかたを変える「パラダイムシフト」の方法、そして「怒りはなくせないけど、コントロールできる」との教えで、怒りの感情のコントロールの方法を多く学びました。

日本プライマリケア連合学会秋季セミナー4
以前より当法人で取り入れている、CBT(認知行動療法)、マインドフルネスに相通じものがあり、セルフマネジメントの大切さを改めて実感しました。講師の先生の、「他人に怒って、自分の血圧が上がって頭の血管がプチってなったら、そんなばかばかしいことないよね!!」というお話がとても印象的でした。全くごもっともなことです。