GREETING

院長あいさつ

院長
梶 尚志

KAJI TAKASHI

院長

梶の木内科医院は、2000年7月7日に開院しました。
7月7日(七夕)に開院したのは、7月7日という日に、院長である私のこだわりと想いがあるからです。梶の木の葉、「梶の葉」は、織姫の葉と言われていて、織姫は「かじ葉姫」とも呼ばれていました。つまり、7月7日、織姫と彦星の愛の物語の日である七夕は、まさしく「愛と感謝」の梶の木内科医院にとって、とてもゆかりのある、大切な日なのです。そして、愛と感謝を実践すべく、総合内科専門医・家庭医として地域の皆さまの一生涯のパートナーになれるよう、院長・副院長はじめスタッフ一同、日々自己研鑽し、患者さまやそのご家族の皆さまの心にひびくきめ細かい対応を行うよう心がけています。

当院の診療内容は、院長・副院長他、全ての内科医師は、家庭医、総合内科専門医として、内科疾患に限らず、小児科疾患、アレルギー疾患や、皮膚科領域など、プライマリ・ケア医として、様々な領域を診るように心がけています。

院長は腎臓内科専門医として、副院長は糖尿病専門医として、他、呼吸器科専門医、血液専門医など複数の医師が在籍し、各専門医の特長を活かした外来診療を行っていることも梶の木内科医院の強みの1つです。また、「家庭医」として在宅医療にも力をいれており、提携先の訪問看護ステーションと連携し、通院困難な患者さまに対しても、訪問診療を通して、患者さまやそのご家族に一生涯寄り添う覚悟で診療しています。

他科へのご紹介や入院しての検査や治療が必要と判断した場合は、ご希望をうかがいながら、県内外の複数の提携先の病院へ紹介するなど、患者さまにとって最善の選択をご提示しています。

今後も、地域の皆さまの「かかりつけ医」としての使命を果たすべく、院長・副院長はじめスタッフ全員、全ての患者さま・ご家族の皆さまの幸せのために、更によい医療の実践を目指してまいります。

今後も、地域の皆さまの「かかりつけ医」としての使命を果たすべく、院長・副院長はじめスタッフ全員、全ての患者さま・ご家族の皆さまの幸せのために、更によい医療の実践を目指してまいります。

当院をはじめて受診される
皆さまへお伝えしたいこと

はじめまして。梶の木内科医院院長の梶 尚志と申します。
私は2000年7月7日に「梶の木内科医院」を開業、「私たちは、たくさんの笑顔に出会えるように、健やかで安心・安全な空間を提供し、地域の皆さまの一生涯のパートナーになります」というミッションのもと、クリニックの他、認可型保育園「梶の木保育園」リハビリテーション施設「トレーニング ラボ川合」を運営し、地域を支える医療法人を目指しています。

中学のときの出会いで医師を目指す
中学のときの出会い で医師を目指す

まず医師になるきっかけを与えてくれたのは、私の友人の父親です。

私の家系には医療職は一人もいませんが、中学2年の時に手の怪我をして、中学校の近所で開業されていた私の友人のお父さんに、毎日怪我の治療をしてもらいました。その時の感謝の気持ちから、医師として人に感謝される仕事をしたいと思い、医師を目指しました。

大学時代の先輩との出会いで内科医を目指す
大学時代の 先輩との出会い で内科医を目指す

進学先は、地元の富山医科薬科大学(現富山大学)でした。部活の二つ上の私の憧れの先輩の卒業間近に、先輩に話を聞く機会がありました。

その時に先輩の卒後の進路が内科だと知り、内科は全身を診ていくので、大変だけれども、自分としてはとてもやりがいのある仕事だと感じて、憧れの先輩と同じ内科に進むことを決意しました。

大学時代の部活で 学んだこと

大学時代は、ウインドサーフィン部に所属していました。授業が終わった後は、ひたすら海に出て、ウインドサーフィンに明け暮れ、休日は毎週のようにレースに出ていました。ウインドサーフィンで学んだことは、ヨットと同じように、逆風であってもゴール(目標)さえあれば、前に進むことができるということ、そして、目標を達成することができるということでした。レース中に急に天候が悪化して暴風雨になることもあり、このままだと流されて遭難してしまうかなと正直恐怖を感じたこともありましたが、「必ずゴールするんだ」という強い思いと根性で乗り越えることができました。このときの経験と学びは、今でも自分の人生の中に強く生き続けています。

どんな困難なことがあっても、「目的と目標があって決してあきらめなければ、必ずかなう」という信念で、今も医療法人梶の木会を運営しています。

大学卒業後 群馬大学第三内科へ

インターネットなどない時代に自分なりに調べて、腎臓内科の権威である第三内科の成清教授に憧れて、群馬大学第三内科に入りました。群馬大学第三内科の先輩の先生方は、医師としての姿勢がとても厳しく、常に患者さまに向きあって診療されていました。
研修医時代の指導はとても厳しいものでしたが、その先生方の指導の厳しさは私を一人前の医師に育てようという責任感と部下への深い愛情からだと思います。今の総合内科専門医としての技術と家庭医としての患者さま中心の心構えと診療の姿勢を持つことができたのは、第三内科の先生方の元で指導を受けたおかげだと、今でも、心から感謝しています。

医学博士取得、そして梶の木内科医院開業へ
医学博士取得、そして 梶の木内科医院開業へ

群馬県下の基幹病院で勤務をしながら、夜や休日を使って大学病院での実験や研究をひたすら行ってきました。最後は、病院勤務をしながら、開業準備期間中の医学博士論文の発表となり、とても大変でしたが、 最終的には成清教授のご指導のもと医学博士の称号をいただくことができました。

一方で、基幹病院で診療をしながら、より患者さまとの関わりを強く持って診療をしていきたいという思いが次第に強くなって、地域に根ざした開業医を目指そうと思うようになりました。そして、たまたま教授の退官のタイミングで、梶の木内科医院を開業しました。

七夕のオープンに 込めた思い

梶の木内科医院は2000年の7月7日に開業しました。開院日が7月7日なのは、「梶」という木が七夕由来の木だからなのです。七夕の織り姫は「かじ葉姫」とよばれていますので、「愛と感謝の梶の木内科医院」という私が大切にしたい思いが込められた日と考えて、7月7日に開院しました。ですから、医療法人梶の木会は、「愛」を運命づけられた組織なのです。

人との縁 に恵まれて

ご縁があって可児市で開業するまで、私はこの地に全くゆかりがありませんでしたが、開業前から、地元の方々と多くのご縁をいただき、支えられながら、無事に開業することができました。
開業してからも、地元の多くの方々や医師会の先生方とのご縁をいただき助けていただいたからこそ今日までやって来られたのだと思っています。

少子高齢化のなかで梶の木内科医院の 取り組んできたこと

開業したときに掲げた「地域に根ざしたクリニックづくり」を目指していくなかで、少子高齢化という社会問題も意識するようになってきました。まず、当院かかりつけ患者さまの高齢化に対して、「トレーニングラボ川合」という高齢者専用のリハビリテーション施設を創設し、高齢者の方々が、安心して日常生活を送ることができるように取り組みました。
また、少子化対策としての子育て支援を目的に、「梶の木保育園」を創設し、可児市の待機児童の解消に寄与できたと思っています。

クリニックだけでなく、医療法人梶の木会で働くスタッフメンバーが増えてくるにつれて、スタッフの教育・人材育成ということも、医療法人梶の木会のサービスの質の向上のために重要になってきました。

今、私が 大切にしている 家庭医としての心構え

梶の木内科医院を開業してから、常に心がけている家庭医としての心構えがあります。

常に患者さまに真剣である

いつも、目の前にいらっしゃる患者さまに対して、「何とかしてさしあげたい」「家族だったらどうする?」という考えで、常に真剣に向き合っていきたい、困ったときに、常に頼られる存在でいたい、そんなふうに考えています。

常に患者さま目線で考える

常に患者さま目線で考える

自分が患者だったら、「できるだけ待ち時間を減らしてもらいたい」、「できるだけ丁寧に説明してもらいたい」と考えると思います。ですから、梶の木内科医院では、常に患者さまの待ち時間を減らして、患者さまの利便性を高めるための努力を続けています。私たち医療従事者は、患者さまに説明をするときに、目を見ずに話したり、専門用語を用いたりしがちで、患者さまは「先生の言っていることが良くわからなかった」ということになります。

私は、お子さまにも、ご高齢な方にも、常に相手の立場に立って、丁寧なわかりやすい言葉を使って説明するように心がけています。なぜなら、患者さまがご不安なく、正しく理解していただいてこそ、より治療効果もあがり、患者さまの症状も軽減されると考えているからです。

常に患者さまに最高の価値を提供する

私は、患者さまが梶の木内科医院にどんな価値を感じていらっしゃるかを常に考えながら診療を行っています。
梶の木内科医院には、遠方からお越しになる患者さまも多くいらっしゃいます。全ての患者さまに、「梶の木内科医院に来て良かった」と思っていただけるような、最高の価値を提供できるように、医療技術のみならず、梶の木内科医院が患者さまにとっての「癒やしの空間」「心のよりどころ」「頼れるクリニック」となるように、日々自己研鑽を行っています。

これからの医療法人梶の木会の 使命とは

医療法人梶の木会の理念は「患者さま・利用者さま・お客さまよし、スタッフ・スタッフの家族よし、社会よしの三方を実現する」です。その理念実現のために行っている2つの柱があります。

社会貢献

今までの自分が地元の地域の皆さまからいただいたご縁と大きな恩を、地域社会にお返ししていくことが一番大切なことだと思っています。
地域活動はもとより、様々な活動を通して、地域を越えて、梶の木内科医院に関わった方々、そして社会全体に、どのようにしたら貢献できるだろうかと、いつも考えています。

人財育成

今、私が注力しているもう一つが人財育成です。「人材」から「人財」へ。
当院に入職したスタッフメンバー全員が、人間的に成長し、自立し、それぞれの「得意」を伸ばして、いきいきとやりがいや生きがいを持って幸せな人生を送れることを心の底から願っています。これから来たるべき日本の未来を担っていかれる人財となるように、今まで以上に「教育」に力を注いでいきたいと考えています。

最後に
最後に

梶の木内科医院を開業したときには、単に「地域医療に従事したい」という想いだけでした。しかし、梶の木内科医院が多くの患者さまに支持され、トレーニングラボ川合や梶の木保育園も多くの利用者さまに支持されるようになって、医療法人梶の木会の使命も変わってきました。私は、医療法人梶の木会の理事長として、医療法人梶の木会を100年、200年続く組織にするという創業者、そして経営者としての目線が大切だと感じるようになりました。

これからますます医療法人梶の木会が地域の皆さまの「安心・安全な空間として、一生涯のパートナー」となれるよう、私をはじめ、職員一同、より一層の努力をして参りますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。