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クリニックコラム

ぜんそく治療と吸入薬の種類

吸入薬とぜんそく治療

咳でお悩みの方へ、ぜんそくのご家族がいる方へ

こんにちは。臨床検査技師の植村😊です。

今回は吸入薬について院内で勉強しました。

吸入薬を処方された時の疑問や不安の解決に、少しでも力になれたら嬉しいです。

 

いつ発作がおこるか分からない怖さ

ぜんそくは気道の炎症によって気道が狭くなる病気です。

風邪をひいたとき、ホコリを吸ったとき、動物を触ったときやタバコを吸ったとき・・・

突然発作が起き息苦しくなってしまいます。

子どもの場合には、「苦しいのが当たり前だと思っている」からなかなか苦しさを口に出せないことも。

吸入薬の効能

さて、吸入薬はぜんそく治療の基本ですが、用途によって長期管理薬と発作治療薬に分けられます。

吸入薬の成分には気道の炎症を抑える吸入ステロイド薬と、気管支を拡げる気管支拡張薬が組み合わせて配合される場合があります。さらに気管支拡張薬には長時間作用のβ(ベータ・ツー)刺激薬と長時間作用の抗コリン薬があります。β刺激薬は気道を拡げる作用があり、抗コリン薬は気道が縮むのを抑える作用があります。

吸入薬の種類

 

吸入薬を使うとすぐにぜんそく症状はおさまりますが、気道の中の炎症は続いています。主治医の先生の指示通りに続けることが大切です。(指示された期間使用しても症状が改善しない場合は主治医に相談しましょう)

 

ステロイド治療のマイナス面に目がいく・・・

吸入薬に入っている吸入ステロイド薬は、気管支に直接はたらくことで、少量のお薬で効果的に炎症を抑えるものです。全身性の副作用は少ないといわれています。大切なのは、ぜんそく症状のない生活を目指して治療を継続することです。主治医の指示通りに使用し、副作用と考えられることについては気軽に相談してくださいね。

まとめ

今回の内容をまとめると、吸入薬について、次の2つのポイントは押さえられたでしょうか。

  1. 吸入薬には毎日使う長期管理薬と、発作時だけ使用する発作治療薬があります。たとえ症状が治まっていても長期管理薬の使用は主治医の指示通り継続しましょう。
  2. 吸入ステロイド薬は全身性の副作用が少ないお薬です。

吸入薬は正しく使用しましょう

吸入薬を使用した際の副作用や不快感は正しい使用方法で解決できる場合が多くあります。

再度確認してみることも大切です。

吸入器の種類

 

下記のサイトから吸入器のタイプによって使い方の動画がご覧になれますので、ご活用ください。

参考になるサイト→<吸入器別>正しい吸入方法について(外部サイト)

        →吸入ステロイド薬について(外部サイト)

 


 

いかがでしたか?

合わせてこちらの記事もおすすめです→矢部ドクターの呼吸器内科のページ

 

#COPD , #呼吸器内科 , #気管支喘息