COLUMN

クリニックコラム

Dr.坂井コラム

第118回 日本内科学会総会・講演会

こんにちは!
春らしい暖かい日が多くて気持ち良い季節ですね。

先週末は東京国際フォーラムで第118回日本内科学会総会・講演会が開催されていました。
本来なら東京の会場に行って、帰りに千葉県の実家に顔を出しに行きたいところですが、今回も自宅でWebでの参加になりました。

両親にはもうしばらく会えそうもないですね。

講演会では多岐にわたる話題について学ぶことが出来ましたが、
今回は「機能性消化管障害の病態と臨床」という講演を興味深く視聴させて頂きました。

機能性消化管障害というのは胃カメラ等の検査をしても異常がみつからないのに、長い期間、慢性的に胃や腸の調子が良くない状態が継続するいくつかの疾患をまとめて機能性消化管障害と言います。

当院でもこれに該当する方がたくさん来院されます。
まずは胃カメラ等で器質的異常がない事を確認することが大切ですが、
異常がみつからなくても、症状を治すために治療する必要があります。

検査で異常がないと経過をみましょうと何も治療されないこともあるようですが、
当院ではきちんと自覚症状がなくなるまで向き合うようにしています。
胃やお腹の調子が悪くてお困りの方は一度相談にいらして下さい。

IMG_2172

数年前に東京青山にある、カシータというレストランに兄弟3人で食事に行った時の写真です。

右側にいるのは兄です。
帝京大学医学部付属溝口病院の皮膚科の教授をしています。
皮膚疾患で気になる事があれば相談にのってもらっています。昔からとても優しく穏やかで、見習いたいと思っています。

左は弟で東京大学附属病院の糖尿病代謝内科で働いています。
私と同じで糖尿病専門医であり、糖尿病治療についての話が出来るので話していて楽しいです。
私と違ってしっかり自分の意見をもって発言も出来るタイプなので羨ましいです。

両親にも兄弟にもコロナのためしばらく会えていませんが、早く会えるような状況になるといいなと思っています。